CVカテーテルとCVポートの適応の違い では、最後にCVカテーテルとCVポートの適応の違いについて考えてみたいと思います。
18血液の逆流がなかったり、患者の体位によって注入する時の抵抗が異なる場合は、このピンチオフが疑い、X線撮影でカテーテル位置を確認する。
医療廃棄物廃棄容器 準備• ポートの位置はカテーテルを刺入した部位の近くのほか、前胸部または上肢や下肢の場合もあります。 なお、 中心静脈カテーテルのことを未だに IVHと誤って呼ぶ人がいます。
4外来でも可能ですが、当院では基本的に1泊2日の入院で対応しています。
抜去する際は、使用中のヒューバー針をヘパリン入り生食で洗浄(フラッシュ)した後に行います。
14また、 ピンチオフといって、カテーテルが鎖骨と第1肋骨に挟みこまれることでも閉塞や損傷が起こる。
オープンエンドタイプでは、逆流した血液が閉塞を招く危険性が高いことから、閉塞が起こっていないか、血流の逆流がみられないか必ず確認します。 CVポートの適応• 首からカテーテルが出るため 管理がしにくいとい う欠点もあります。 CVポートへの針の抜き刺しは、入院中および外来では医師や看護師が行いますが、自宅で治療を行う場合は患者さんご自身で行うことも可能です。
8処置の前後で手指衛生を行い、感染予防のためディスポーザブル手袋・エプロン・マスクを装着する• CVポート CVポートは、皮下に植え込み手術を行います。
末梢静脈路、中心静脈カテーテルは留置しておくと、ルート類の緩みや解放により出血がおこったり、自己抜去や感染のリスクが大きいのです。
16長時間かけて薬剤を投与する場合は、入院が必要なこともありますが、CVポートであれば体内に埋め込んでいるので、自宅で治療を行うことが可能となります。
末梢ルートがとれないとき 末梢静脈が細くてルートが取れない、 すぐに閉塞する、というケースで、かつまだ 長期的に点滴が必要な場合です。
7• 末梢静脈からの投与が好ましくない薬剤を使用する• 挿入が末梢静脈なので、 気胸や太い動脈損傷のリスクもありません。
一方、稀ですが ヘパリン起因性血小板減少症や出血、感染の惹起など重篤な合併症が起こる可能性を知っておく必要があります。
6針がない場合は、普通に入浴することができます。